キチャワンタケの胞子噴出動画を撮影! 2017.03.11
撮影のコツは?
▶ スナップ
左から、ミイロアミタケ?(裏は微小な孔)、アカコウヤクタケ?。
あまりにも真っ平らなミイロアミタケに驚き
肝心のキチャワンタケの撮影風景を撮り忘れている・・・・。
仕方ないので、先週撮影したものをどうぞ、、、、
▶ キノコの写真
採取したのは不明のLBM。
▶ 顕微鏡写真
左から、チャムクエタケモドキのヒダの断面、同菌の胞子、キチャワンタケの子嚢と胞子、同菌のお椀(子嚢盤)断面組織
▶ 観察リスト
001 ミイロアミタケ [Daedaleopsis purpurea (Cooke) Imazeki & Aoshima] タマチョレイタケ目タマチョレイタケ科チャミダレアミタケ属
002 不明のLBM [Agrocybe sp.] ハラタケ目モエギタケ科?
003 ヒラタケ? [Pleurotus ostreatus (Jacq.) P. Kumm.] ハラタケ目ヒラタケ科ヒラタケ属
004 キチャワンタケ? [Caloscypha fulgens] チャワンタケ目キチャワンタケ科キチャワンタケ属
003 シラカシの高木に生えていたもの。とても高くて届かないところ。
004 あいなの杉美林地区で呼んでいたキノコは大竜寺周辺のキチャワンタケとは異なるように思われる。
・青変しない。
・大きさが2cmを超えない(3ミリ〜1.5センチ)。
・乾燥すると橙色になる。
胞子はキチャワンタケと同様に真円形で約5〜6μmなので、お椀の組織細胞の形や構成も含め、もう少し詳細な検鏡が必要である。