この日は、あいな里山公園参画団体運営協議会の樹林管理作業が有り、参加してきました。 2017.07.23

快適かつ安全に散策ができるよう道づくりをしていますが、きょうはその階段づくりです。結構汗だくです。そして終了後に回りに見られたキノコを撮影しました。奇妙なキクバナイグチもあります。

▶ 樹林管理作業

     

▶ きのこ

■ キノコの生態写真
フクロツルタケ2本と、右にノウタケ(老)
 

ベニイグチは夏のキノコ、林内で目立っているが食べられない。いやな酸っぱい味だそうです。
   

ババ・ヤーガの小屋、じゃ無くてキクバナイグチ
       

キイロイグチ、裏の膜が傘が開ききらないと破れない。新鮮な管孔は傘と同じレモン色ですな。
   

こ、これは肉が薄黄色デス!新分類によるとコガネキクバナイグチ!
       

昨年(2016)発表された、キクバナイグチが3種に分けられた論文からポイントをまとめています。
 
なお、3種に共通の特徴は、
(共通の特徴)
・傘の鱗片は傘周縁で垂れ下がる
・管孔は黄色からマスタード色をしている
・胞子は長楕円形で表面に縦に走るうね状の隆起がある
・子実体は傷つけると青変するが特に傘の肉と管孔において強く青変する
これらの特徴は変位が有っても種の判別に関係が無いので論じても仕方が無い。
ただ、同じ種のキノコでもいろいろな個体があるんだねと楽しむのはいい。ですネ。

出典:オニイグチ類とキクバナイグチ類の菌類で発見された新種とその形態的特徴 佐藤博俊

▶ 採取・観察したキノコのリスト

キクバナイグチ
コガネキクバナイグチ
フクロツルタケ
ノウタケ
ベニイグチ
キイロイグチ