今週も先週に引き続き台風襲来前の雨模様です。 2017.10.28
降ったり止んだりの中、4人だけの隊列ですが、キノコらしいキノコが見つかって楽しく散策できました。
▶ キノコの写真
今回の観察地位置
左から、群れるアカダマタケ、カレエダタケ、ぼっちのサンコタケ、クサウラベニタケ
左から、腐り落ちるオオワライタケ、高貴な色で重厚な面立ちのムラサキフウセンタケ、まだ真白なキホコリタケ
ここから採取したキノコの物撮りです。
ムラサキフウセンタケ
ワカフサタケ:傘のぬめりとミルクココア色のヒダ、柄の上部に細鱗片または粉状の質感が有るのが特徴ですね。自信はありません。
カキシメジ:非常に美味しそうな毒きのこで中毒例も多いとか。
フウセンタケ属の一種_ウスフジフウセンタケ?乾燥しているわけではないが全体に薄い色
クサウラベニタケ:カキシメジとともに中毒例の多いキノコ。裏の紅色を帯びたヒダはイッポンシメジの仲間の特徴で、一本占地といえば毒キノコ!ですが、ウラベニホテイシメジというほろ苦い美味しいキノコがあり、クサウラベニタケでも形態の酷似したものがあるので間違える人が多いようです。
フウセンタケ属の一種2
コツブタケ:肝心の断面の写真がありませんが、切ると小さい粒のような胞子の詰まった袋が多数詰まっており、上部から順に熟してホコリの塊のようになっています。下部ほど粒の形がはっきり残っていますが最終的に基部を残して全部微粉となって散っていきます。ホコリタケのように封路の上部に穴が開いて胞子が噴出するというふうにはなりません。このキノコは熱帯林の再生を促進させるため用いられたと聞きます。
不明_ヌメリガサタケ属かな〜?
ドクベニタケ:似た赤いベニタケは多いです。ヒダも柄も真白で黄ばまず、肉はピリリと辛い。皮がめくりやすく、柄に赤味を帯びない、肉やヒダが変色しない、傘表皮の直下は肉が赤味を帯びているなどの特徴があるのですが、雨で赤味が失せたり辛みが薄かったりすることもあります。割と強い毒があります。
クリタケ(栽培)S谷池沿いのホダ木
シイタケ(栽培)
キチチタケ:黄色いチチタケではなく、黄色い乳の出るキノコとしてキチチタケ。
クサウラベニタケ
フウセンタケ属の一種3
カワリハツ:緑、赤、紫などいろいろ色が変わっているので名前がついたといわれています。柄が締まって固いのが特徴と聞きましたが、虫に喰われてると異なります。ヒダが分岐しているのも特徴のひとつ。
フウセンタケ属の一種4
ニオイドクツルタケ:ドクツルタケと考えKOHを傘に滴下しましたが、黄変は無く、薬臭いのでニオイドクツルタケとしました。
カラカサタケ
先のクリタケは菅の谷池畔に出ていました。
同奥にはシイタケが1本。
台風後に気温が下がると旬到来でしょうか。
▶ 採取・観察したキノコのリスト
アカダマタケ
オオワライタケ
カキシメジ
カラカサタケ
カレエダタケ
カワラタケ
カワリハツ
キチチタケ
キホコリタケ
クサウラベニタケ
クリタケ
コツブタケ
シイタケ
ドクベニタケ
ニオイドクツルタケ
フウセンタケ属の一種_ウスフジフウセンタケ?
ムラサキフウセンタケ
ワカフサタケ
フウセンタケ属の一種2
フウセンタケ属の一種3
フウセンタケ属の一種4
ウラベニホテイシメジ
サンコタケ
シロテングタケ
ホコリタケ