研修の帰りに

雨の後なのでぼちぼちキノコが生えています。

5月14日、チェンソー研修に行ってきました!
これで私も刈り払い機とチェンソーを園内で使うことが認められました。山口さんもデス。
ただ、ひとりでは認められないので、準一級の方と一緒にということになります。こうなったらこの勢いで森林組合の研修も受けるほかないか・・・
その帰路、若干のキノコを採取してみました。
1つは今インターネット上で投稿が相次いでいる、ウラスジチャワンタケ。
もうひとつはLBM、何とか名前がわかるかなと思って持ち帰ったものの、やはりワカラン!!、という結果です。

ウラスジチャワンタケ

     
左から、発生の姿、同左、裏側の様子

     
左から、有色の側糸、胞子x400、子嚢と胞子x1000

     
左から、有色の側糸、胞子x400(ひと目盛が約3.2μm)、胞子x1000(ひと目盛が約1.25μm)

LBM:Little Brown Mushroom


   
生えている状況

   
裏のヒダの様子

   
ヒダの実質細胞はウインナ風、胞子は大豆形が多いが変異も多い

   
大きさを示す

   
胞子の写真、褐色で平滑x400ひと目盛が約3.2μm

観察記録

LBM
観察日、場所
20180514あいな:里山交流館と農村舞台のちょうど中間地点の植樹の林床
個体の大きさ
傘径、柄の長さ、柄の太さ(上部)、柄の太さ(下部)の順に記載(単位はミリ)
個体1:45、45、10、5.5
個体2:35、30、5、4
個体3:25、25、6、4
個体4:20、20、4、3.5
傘の表面
傘の縁はうちに巻く。傘の表面はスエード、フェルト状でやや黄味を帯びた明るい褐色、中央部ほど濃色のち全体均一な色となり、すばやく吸水する。
ヒダの色
初め淡褐色のち褐色が濃くなるが暗褐色や黒褐色にはならない、やや黄味帯びる。
柄の表面
柄の上に繊維状のツバ様の模様を少し感じる。
柄の表面は傘より明るい色の繊維が薄くかぶり、触ると平滑に濃くなる。
発生状況
樹間の草地で地面より発生。2〜3本ずつ束生したものが多数散生。

どなたか同定のヒントをくださいませんか。