まだ寒い春のあいな散策

子嚢菌を見つけられず、傘と柄のあるきのこが7種

曇り空で寒い中、元気な皆さんとまず各々ホダ場でシイタケ狩り
その後植物観察もしながら、湿り気を求めて道のないところを歩きましたが結局キノコらしいキノコがいくつか見つかって面白かったです

フィールドにて

ペンペングサが広がって壮観。
 

ホダ場でのシイタケ採取です。
       

ホダ場で生えていたコゲチャクサカレハタケ。
     

ツクシづくしで壮観。
 

左から、タヌキノチャブクロ、ニガクリタケ、萌えるコケ、カワセミだ〜!
       

カワセミ拡大
 

左から、フウセンタケの一種、同左、ベニタケの一種、同左
       

木杭の木口に生えていたフミヅキタケと思しきキノコ
     

ブツ撮り、検鏡

コゲチャクサカレハタケ
         

コゲチャクサカレハタケの胞子
   

フミヅキタケの近縁種
       

フミヅキタケの近縁種の胞子
   

チャワンタケの一種:子実体裏面、子実体おもて面、断面検鏡、断面検鏡でメルツァー試薬
       

チャワンタケの一種検鏡:子嚢、胞子、子嚢先端のメルツァーによる青変、胞子拡大
       

採取、観察されたキノコのリスト

ニオイアシナガタケ?_クヌギタケ科_クヌギタケ属
ベニタケ属の一種_ベニタケ科_ベニタケ属
ミイノモミウラモドキ_イッポンシメジ科_イッポンシメジ属
コゲチャクサカレハタケ_ツキヨタケ科_モリノカレバタケ属
ニガクリタケ_モエギタケ科_ニガクリタケ属
フウセンタケ属の一種_フウセンタケ科_フウセンタケ属
フミヅキタケの一種_モエギタケ科_フミヅキタケ属

その他道中で見たもの
タヌキノチャブクロ_ハラタケ目_ハラタケ科_ホコリタケ属
チャワンタケの一種(譲受け)
シイタケ_ハラタケ目_ツキヨタケ科_シイタケ属

観察メモ
コゲチャクサカレハタケ
傘はエビ茶色に近く、柄は黄色みが少なく白く粉状っぽい繊維状。柄は中空でヒダは白く密、上生。広葉樹?材上生の腐生性。胞子は小さく楕円〜柿の種形で2.5〜2.75μm X 5〜6.8μm。胞子紋白色。
チャワンタケの一種
観察会後、探鳥会に参加の人からかんきつ畑の樹下に多数群生と聞いて一個体もらったもの。
径10 X 20 mm。内面コーヒー色〜暗赤褐色、外面灰黄褐色。子嚢12〜15μm X 27〜28μm。先端および上半部アミロイド。子嚢は楕円で表面平滑。