ロクショウグサレキン〜緑青傘〜 Chlorociboria aeruginosa (Oeder) Seaver ex C.S. Ramamurthi, Korf & L.R. Batra


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by 山上



by 山上



by 山上

所  属:
ロクショウグサレキン属/科不明/ビョウタケ目/ズキンタケ亜綱/ズキンタケ綱/子嚢菌門(*1)
Chlorociboria/Incertae sedis/Helotiales/Leotiomycetidae/Leotiomycetes/Ascomycota(*1)
従来はズギンタケ科のビョウタケ亜科に属するとされていた(*2)(*3)が、現在は明確になっていない。
発生時期:
秋(*4)
発生場所:
腐朽木上(*4)
特  徴:
青緑色の子実体は鋲型で、短い柄は中心生。子嚢盤は椀形で径2〜6mm
ロクショウグサレキンモドキは柄が偏心生(*3)(*4)、もしくは二枚貝の貝殻が突き刺さったように生えている。
ロクショウグサレキンは子実層托の外皮部分の細胞が平滑であるが、ロクショウグサレキンモドキ、ヒメロクショウグサレキンは粗面で微細な付着物に覆われたようである。(*3)
またヒメロクショウグサレキンも中心生であるが、ややロクショウグサレキンより小さく白っぽいとされる。(*4)また、子嚢はヒメ…の方がアミロイド反応が顕著とされている。(*3)
2番目の写真はヒメロクショウグサレキンの可能性があるかもしれない。



(*1)Index of Fungorum (*2)新菌類図鑑II (*3)北陸のきのこ図鑑 (*4)山渓フィールド図鑑きのこ